地域医療連携推進法人 はたまるパートナーズ 設立記念式典開催
- 事務局
- 7月31日
- 読了時間: 3分
更新日:8月13日
2025年7月12日(土)幡多地域に根ざす6つの医療機関が一堂に会し、地域医療連携推進法人 はたまるパートナーズ の設立記念式典を開催いたしました。地域の医療体制の強化に向けた新たな一歩となりました 。

第1部:発足記念式典(15:30~)
式典は、幡多の風景を映したスライドとともに開会し、司会を務めた(株)タイムリンククリエーションの大石様より、設立の経緯や趣旨をご紹介いただきました。

法人役員の紹介に続き、代表理事である幡多けんみん病院長 矢部敏和より、設立の想いと今後の方針について説明させていただきました。

「競争から共調へ、地域全体で医療を支えていく」──そんなスローガンのもと、持続可能な医療提供体制の構築を目指す決意等を発表させていただきました。
ご来賓の皆様からも心強いメッセージを多数いただきました。
高知県健康政策部 中島部長(知事代理)様
高知大学医学部付属病院 花崎病院長 様
高知県医師会 野並会長 様
皆様より、幡多地域の医療連携の意義と今後への期待のお言葉をいただきました。
その他、市町村長・県議会議員のご紹介では、幡多6市町村の首長や、地元選出の県議会議員の皆様もご来場。
地域が一丸となって取り組んでいく姿勢が、式典を通じて明確に表れたのではないかと思います。
また、式典中盤では、幡多地域に住む83歳女性から寄せられたお手紙が披露されました。
「幡多に生を受けて83年。“はたまるパートナーズ”の記事を読んで『人生100年時代に自分も参加できるんだ』と実感しました。」
この温かなお言葉は、会場の多くの参加者の気持ちに訴えかけたのではないでしょうか。私たちも頑張らねばと気の引き締まる思いです。
第2部:基調講演(16:30~)
厚生労働省 医政局 医療経営支援課 医療法人支援室長の桑原寛様より、「医療法人制度と地域医療の未来」をテーマにご講演をいただきました。

地方における持続可能な医療体制の必要性、地域医療連携推進法人の全国的動向、幡多地域が先進事例となりうる可能性など、非常に示唆に富んだ内容でした。
質疑応答では、法人側から「過疎地における連携モデルへの期待」などについて質問が寄せられ、今後の取り組みへのヒントが得られる機会となりました。
第3部:交流会(17:30~)
会場を移して行われた交流会では、幡多医師会 奥谷会長による乾杯の発声で和やかに開幕。
会場では参加病院や行政関係者、来賓の方々同士が語らいを深めるひとときとなりました。


歓談中には、当法人のホームページをスクリーンで紹介。
地域の魅力、医療機関紹介、人材募集情報など構成したコンテンツや、ロゴの成り立ちなど紹介させていただきました。

後半では、渭南病院を母体とする「チームいなん」による迫力あるよさこい演舞も披露され、会場が一体となって盛り上がりました。

最後に、理事である四万十市立市民病院 濱川院長より閉会の挨拶があり、一本締めで式典は締めくくられました。

設立式典を終えた今、未来に繋ぐ医療を目指し新たなステージが始まりました。
はたまるパートナーズは、各医療機関や地域の皆さまとのつながりを力に、さらに協力を深めていきます。今後の活動にもぜひご注目いただければ幸いです。
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はたまるパートナーズは、
医師・医療職種の交流による人的資源の共有
医薬品・備品調達の共同化によるコスト削減と安定供給
在宅医療や遠隔診療の推進による地域包括ケアの強化
など、具体的な活動方針を定めています。
今後は 地域の絆を大切に一つひとつ前に進めてまいります。



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